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私は家業が瓦屋だった事もあり、幼いころから建築と言うものを身近に感じてきました。はしごを上ったり、泥をねったりして手伝って(遊んで)いました。
そして私も最初は瓦職人として建築人の仲間入りをさせていただきました。
ですからいろんな現場を見て勉強することが出来ました。デザイン、加工の仕方、構造、木材の癖など・・・・・
その中でお客様の声、工務店の声、ハウスメーカーの声などを聞き、ある疑問が浮かんできました。
お客様のほとんどが一生に一回、何千万円も出して家を建てるのに、本当に望んだものが出来ているのだろうか?
工務店もハウスメーカーもそのことに最大限努力しているだろうか?
そんな疑問を持っていた時、ある工務店の社長の言葉が、建築士の勉強を始めるきっかけとなりまし。それは、
「お客様は家が30年〜40年しかもたないと思っているけど、私は100年でも200年でも持つように建てています。特に日本の木造技術は素晴しく、世界最古の木造建築が在るのですから。」と言う話でした。日本の使い捨て文化に疑問を感じていた私は、永く使えるものを造りたい!古いものの味を生かして建築がしたい!と思うようになり、建築士の資格を取ってリフォーム工事を始めました。
始めてみるとなぜお客様の声を優先するのではなく、建築会社の都合で進んでいくのかがよく判りました。
建築業界は固定概念が強く、他のものを強く拒絶する風潮があります。
例えば壁にステンドグラスを入れることさえ「なぜそんなことをしないといけないのか?」とか言うくらい型から外れようとしません。
しかし、新しい建材や工法などには、大したテストもせずに取り入れるなどよく判らないことがたくさんあります。
その結果、結露(特に問題は壁体内結露)、シックハウス、アスベスト問題など多くの問題を産み出してしまいました。
今こそ家創りは原点に帰って、日本古来の建築技術を生かした家造りをし、新しい物はよく吟味してから取り入れるべきであると思います。
実は、私は2007年に大きな病気を患いました。
その時、12時間にも及ぶ手術をして頂いたドクターの皆様、3ヶ月の入院中には看護師の皆様などの病院関係の方々、励ましてくれた仲間たち・・・・多くの方に命を救っていただきました。
「まだ生きたい、生きてやり遂げたい」と強く願う事がありました。
おかげさまで、病気は完治し、後遺症も殆んどなく、「まだ生きたい」という思いは今叶いつつあります。
もう一つの願いである「生きてやり遂げたい」事は、お客様の夢を形にする事です。このような仕事が出来ることを幸せに感じ、誇りに思っています。
そして、私たちは100年でも200年でも、そこに建ち続ける家を建てたいと思います。
最後にこの場をお借りして、このような気持ちにさせて頂いた多くの方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
皆様!ご縁が有りましたらお会い出来る日を楽しみにしております、
宜しくお願いいたします。
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